工事進捗

水田を望む家~来場御礼・WEB内覧会~

2022/03/14


■厳寒期の内覧会

お施主様のご厚意で、2/20(日)~27日(日)、8日間の連続内覧会開催となった長岡市内「水田を望む家」。
おかげさまで、延べ45組という沢山の方々に遊びに来ていただきました。
広告をご覧になって来てくださった方や
ご紹介で来てくださった方。
リノベーションのご相談を頂いた方々。
そしてご近隣のみなさま。
本当にありがとうございました。

ふたつのテーマ と WEB内覧会

この水田を望む家。
大きなテーマが2つあります。

ひとつは温熱環境・暖かさ。
Ua値0.21 HEAT20 G2グレードを余裕でクリアする性能値。
この数字の上で成り立つのが、少ない設備で無理なく全館冷暖房ができるということ。

二つ目は、内観テーマ「マド と カグ」です。
マド は、木製サッシを軸とした、パッシブ設計と眺望、インテリア性の両立。
カグ は、造作部分を職人さんの手仕事でまとめた、既製品では出せない質感高いインテリア。
+ そして、インテリア感度の高いお施主さまセレクトの照明や内外装仕上。

それらをポイントとして見て頂けるとわかりやすいのかなと思います。

まずは室内に入ると目に飛び込む光景。
山々の稜線と雪原(水田)を見渡せる抜群の眺望。
木製窓のフレームが額縁となり、アートの様に風景を切り取ります。

リビングから子ども室方向を見通す

南側の窓際では、建具を引き込むと 住宅の端から端まで空間を見通せます。
31坪しかないとは感じさせない解放感があります。

それと同時に実感する室内の暖かさ。
お客様「床暖つけているの?」
住継家「床暖はないんですよ~、しっかり施した断熱工事と太陽の力、無垢床のおかげなんです。」

※弊社ツイッター(https://twitter.com/Daisho_SMTGIE)より抜粋

↑ は、会期中2/22の計測値。
ペレットストーブ一台を弱火で点けていましたが、住まいの隅から隅まで暖かくなっておりました。
高断熱住宅の真価を感じて頂くには、絶好の機会だったと思います。

リビング西側。桜の樹を望む借景窓。
小上がり畳スペース。

編み目の美しい畳表と、菖蒲柄の縁。柄合わせのために畳屋さんが手縫いしてくれました。
お施主様のテキスタイル感覚が活きるコーディネートで、私も刺激をもらいました。

子ども室。あとから仕切れるタイプの考え方です。

子ども室スペースでは、実寸大の壁面断面模型や、燃費計算を見て頂いたりしました。
どうつくれば家は暖かく、燃費よくなるのか。を、より分かりやすく。

子ども室と隣接するウォークスルークローゼット。
クローゼット上部には壁を作らず、冷暖房効率と視覚的な広さを引き出します。

一時、フレームの中央にシロサギが遊びに来てくれました。
ナイスフレームインに感謝。

そして2/26(土)は、夜の見学会(20:00まで)も開催。
明るすぎない照明計画。意図的に明るい所と暗い所を作り出したり。
そんなこともみなさまに実感して頂けた 良い機会となりました。