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長岡市-性能向上フルリノベーション工事 着工と法改正対応-

2025/04/25

こちらのお住まいは4月以降の着工のため、建築基準法の令和の大改正に対応した工事です。

(建築基準法令和の大改正概要を少しだけ)

新築や改築、増築したりする場合は着工前に行政もしくは民間の審査期間に「確認申請」という申請をし、地震に対しての強度(構造)や防火関係、その他様々な法令に適合しているかを審査してもらう必要があります。

ただし2階建て以下の木造住宅は、2025年3月着工物件までは建築士が設計・監理を行う場合は確認申請の審査の緩和という特例がありました。

例えば構造の審査はしない、省エネ(断熱)基準の適合は対象外、大規模リフォーム(建築基準法上は大規模な修繕や大規模な模様替えという)での確認申請は不要、といった特例です。

しかし2025年4月以降着工物件においてはその特例が廃止されることになりました。特例廃止の理由は様々考えられますが、省エネへの対応、地震対策の厳格化が挙げられます。

とくに画像にもあるように、大規模なリフォームが申請手続きの対象となったことは我々業界のみならず、お施主様にとっても大きな大改正となります。

弊社も法改正に対応すべく、年明けの1月後半から審査機関に事前相談を行い必要な書類や計算をして、「確認申請」を提出。

無事に「確認済証」を受け、予定どおりに着工となりました。住宅に携わり20年以上経ちますがリフォームでの申請は初めてだったので、審査が終わるまで正直どきどきの毎日でした。

はれて長岡市性能向上フルリノベーション工事は着工となりました!

まずは内部解体スタート。

リノベ後もきれいに残しておきたい床の間の床柱。解体業者さんへの「傷つけないでね」の指示のため、現場監督が事前にチェックをしておきます。

築50年以上のお住まい。しかしながら雨漏れの跡もなく、屋根の下地も太いものが入って、立派な丸太梁も鎮座。住まいとご家族を長年支え続けて誇らしくもあります。ある程度事前調査はしますが、解体後でないと全て把握できない部分もあるため、これだけ丈夫に組んであれば一安心。リノベーション後もしっかりと支えてくれることでしょう!

内部解体後は基礎の補強工事。順次更新していきます。

↓過去の記事はこちら

長岡市-性能向上フルリノベーション工事-ご契約いただきました – 株式会社大庄

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足場を掛ける前や足場が不要な工事物件用に、こんな看板を作成しました。

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