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長岡市-性能向上フルリノベーション工事 進捗② -基礎補強と基礎工事、湿気対策-
2025/06/25
内部解体工事が完了し、基礎の補強工事と基礎の追加工事が始まりました。

基礎のひび割れがある部分には新幹線の高架橋のコンクリート補強工事にも使用される「アラミド繊維シート」を施工。地震の揺れや建物の荷重により、基礎をせん断しようとする力に抵抗します。
専用の接着材を塗りその上からアラミド繊維シートを張り付けます。

アラミド繊維シートの上からさらに補強材を施工して完了。

新たに耐力壁を設置する壁の下には基礎を増設。新築と違い、現況の建物に合わせて基礎を作るため、基礎屋さんに求められる技術はハイレベル。しかし過去の実績により、もうお手の物。慣れた工程で施工していただきました。

基礎の補強と合わせて基礎の金物もしっかりと補強。地震時に基礎から建物がすべり落ちないように基礎と土台を緊結する「後付けアンカーボルト」を設置。

こちらの写真は「後付けホールダウン金物」。地震時に柱が外れて倒壊することを防ぐために、耐震補強計算により算定した要所に設置して補強します。


建築当初の床下は砂地。基礎の換気口から換気はしていたものの、床下には湿気がありました。床下の湿気解消のために、防湿シートを敷き、シートが動かないよう、かつ、床をしっかり支えるためにさらにコンクリートを打設。
床下の湿気を抑えることで、住まいの劣化対策も施しました。
※防湿シートを敷くだけでも湿気を抑制することができます。お住まいの状況によっては施工できないこともありますが、床下のジメジメした湿気にお悩みの方はぜひ!

浴室にはコンクリート打設前に断熱材を設置。浴室の断熱強化につながります。

コンクリート打設完了。手前の横の木材は土台。シロアリにより劣化していたので新しい土台に交換。

新しい勝手口の増設。敷地内で畑をやられていたり、洗濯物を干したり、勝手口の出入りの頻度が高いお施主様。以前も勝手口はあったものの土間がなく、靴は外で脱ぎ履き、段差もあったため出入りに苦労されていました。新しい勝手口は今まで屋内の廊下部分だったところを土間床にリノベーション。段差解消に階段も増設して、まだ完成前にも関わらず「大満足!」と喜んでいただきました。

基礎工事が完了し、外部解体も完了。いよいよ大工工事のスタートです!
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長岡市-性能向上フルリノベーション工事-ご契約いただきました – 株式会社大庄
長岡市-性能向上フルリノベーション工事 進捗① 着工と法改正対応- – 株式会社大庄
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