お客様の声 長岡市耐震改修工事

お客様インタビューVOL.1-長岡市E様-

2024/02/22

2月初旬、弊社では初の試みであるお客様インタビューを実施しました。このページでも何度かご紹介している「耐震改修」と「ゾーン断熱」を施工させていただいた長岡市のE様(築43年 約44坪 6人ご家族のお住まい)です。10の質問にお答えいただきました。

Q1、リフォーム(リノベーション)のきっかけを教えてください。

A:昭和55年12月に新築し、令和2年に築40年を迎えるにあたって、家のことをこの先どうするかを家族とも話したんですけども 、新築するにはちょっとね、大変さもあったので 、なんとかリフォームでっていう形で考えていました。

そんな中、令和元年にですね長岡市の耐震診断に申し込んで、その 結果ではもうあまり 良くなくて 、「大きい地震がくると倒れる可能性 が 大きいですよ 」っていうような結果でしたので、 それならば、リフォームの 耐震をメインにした中でやろうかなっていうの がきっかけになりました。また、長岡市の補助金要件(昭和56年5月31日以前に着工したお住まい)にも該当していたので補助金を利用できるかもしれない、ということもきっかけになりました。

E様 ご主人
E様 奥様

Q2、リフォーム(リノベーション)前はどんなことに困っていたか教えてください。

A:築40年の間に中越地震や東日本大震災にも耐えてはきたのですが、 壁にヒビが入ったり 、また隙間 ができたりしてですねえ 。

(奥様からご主人へ)とにかくね 、地震が怖かったよね 。 東日本大震災があってから 。この家はもうだめだ 、 ヒビがあちこち入っているし 。 地震のときは物が色々落ちて、揺れが大きくて家は幸い耐えましたけど、やっぱり地震が怖かったですね。

あとは寒い暑いの両極端。

ちっちゃい孫がいる部屋は北向きなので特に寒くて。 畳入れ替えて 、その上に薄いマットを敷いて、さらに電気カーペットを敷いても 、 壁の近くに行くと冷気が入ってくるんです。寒いんですよね 。自分たちも 高齢になってきたし 、ヒートショックっていうのが怖いって聞いていたので 、一番は地震で 、 二番は 寒暖差みたいなのがやっぱり大きかったですね。

Q3、リフォーム(リノベーション)後の住み心地やこんな風に暮らしが変わった!などあれば教えてください。

A:灯油が一日で無くなっていたのが今は2,3日給油せずに過ごせています。毎日毎日入れていたの が今はすごいんです! この部屋(特に断熱を強化したダイニングキッチン)なんて、もう今は点けて暑くなったりするので止めてしまうんです!

今年は全然寒いっていうのはあんまりね、子供もほぼ言わないですね。

ゾーン断熱をした部屋の入口にはお孫さんの作った可愛いクリスマスリースが飾られていました

Q4、リフォーム(リノベーション)をして一番良かったことを教えてください。

A:地震に対する安全安心ですね。

くしくもまさか半年も経たないうちに(E様の完工は令和5年8月)、能登半島地震で実際に確認になったと言いますか、 耐震強度増したのがね 、揺れはもちろんありましたし、心配が0ではなかったけども、強度への安心感がありました。

Q5、弊社を見つけた経緯を教えてください。

A:耐震をメインで考えていたので、まずは市役所に相談しました。ですが行政としては特定の業者の紹介はできないという回答をもらい、その代わりに耐震工事をやっている業者が掲載されている新潟県のホームページを教えてもらいました。

そこに長岡市でも何社か掲載されいましたが自宅から割と近い大庄(リノベ専科 住み継ぐ家)に問い合わせました。

Q6、弊社に工事を依頼した理由を教えてください。

A:見積りしていく段階では他社にお願いするつもりはなかった。大庄に問い合わせする前にも何社か聞いてみたが、耐震の話をすると経験がないことを理由に断れたこともありました。見積り金額もとんでもない金額を出されたらだめだと思ったけど、想定内に見積り金額が入ったことも良かった。

市の耐震補助金は市政だより等の広報で知っていたが、私たちが知らなかった断熱に関する補助金もよく教えてくれたことも決め手になった。

(奥様)「とにかく窓の断熱がすごいよね!」(ご主人)「うんうん。結露しないんですよね。窓を触っても冷たい感じがしないです。」

高性能な窓の方がより多く補助金が出ることも教えてもらったりして、そこも良かった。

Q7、担当の設計、現場監督、施工業者の印象を教えてください。

A:

設計:要望をよくとらえてまとめていただいた。それに対して値段もよくまとめてくださったと思う。

素人意見にプロとしての+αの提案と情報や方法も教えてもらったのが良かった。話合うなかで信頼関係ができたなと感じました。

現場監督:無駄なく、バランスよく工期も遅れることなく進めてくれた。

(※ちょうど予定していた断熱材がメーカー不具合の影響で納期が未定になっていた時期でした。お施主様にもご説明してご了承いただいたうえで材料を変更することも考えていましたが、監督が段取り良く進めてくれたおかげで予定どおりの断熱材を使用することができました。)

施工業者:大庄さんが連れて来られた業者さんなので心配はありませんでした。余談ですが、今回来ていただいた大工さんの中に40年前の新築時に携わった大工さんもおられたりして、不思議な縁を感じました。

今ある壁の上に断熱材を施工するゾーン断熱
耐震工事 市役所検査の様子

Q8、弊社を他の人に勧めたいと思いますか。

A:工事内容が変われば、言えないけど、断熱と耐震ということに関していえばこういう良い点があったよ!ということはお伝えしたい。

どれだけ工事後の成果があったか、に尽きると思うです。いくらなんだかんだ言って工事をしても、後に寒かったなとか期待外れだったなとかあると言えないけど、しっかり成果を実感出来ている。

半年もたたないうちに能登半島地震があったり、断熱も灯油が減ったり、結露が無くなったりと成果も実感しているので。

(奥様)もし困っている人がいたら、こんな工事をして、こんな風になったよ!いいよー!孫が喜んでるよー!って伝えたい!

Q9、工事費用について。高い感じがした。妥当な感じがした。など工事費用について印象を教えてください。

A:最初は耐震のみの考えだったのでもう少し抑えた予算だった。

妻から断熱の希望もあり、あとからはできないから当初から考えれば大きな金額になったが、バランスよくできたと思う。

先ほども言ったが掛けた費用に対して成果が出たことが良かった。

大きな金額で成果がでないのはもちろん困るが、安いから成果が少なくてよい、でないで良いというわけではない。お金を出せば成果が欲しくなる、要求したくなるので。そういう点では繰り返しになるが耐震も断熱も満足いく成果が出ました。

Q10、リフォーム(リノベーション)を検討している(迷っている)皆さんにメッセージがあれば教えてください。

A:

(ご主人)何をしたいかはっきりさせてから依頼することが大事だと思います。その中で予算を組んで検討した方が良いと感じました。何をもって決めるかという指標や目的を持って相談したほうが良いと思います。

(奥様)リフォームってその家、家族構成、予算で全部内容が違うと思います。うちの場合は娘夫婦と暮らしていて新築することはないだろうな、ということもあったのでリフォームを選んだ。

今回の工事が他と比べて高いか安いかはわからないが、どうせやるのであれば予算の範囲内で思い切ってやった方が良いと思います。

断熱は本当にお勧め。壁を落とさない断熱のやり方はやってよかった。土壁を壊すとなるとほこりもゴミも出るし、大変だったと思う。何度も言うが成果を感じられます。孫も平気で部屋の端っこで遊ぶようになりました。

絶大な成果をもたらしてくれた窓。窓辺のお花も綺麗ですね!

以上10項目に答えていただきました。貴重なお話と嬉しいお言葉をいただき我々の励みにもなりました。また、お写真の掲載許可もいただき誠にありがとうございます。

最後にご夫婦から「自分たちだけが良ければ良いというわけではなく、この度の能登半島地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。」というお言葉をいただきました。

耐震工事は国が勧めていることもあり、各市町村もしくは国からも補助金がでます。ですが、工事に掛かる費用に対してまだまだ補助金が少ないです。もっともっと普及するように我々も望むばかりでなくどのようにしたら、工事費のコストダウンができるか日々研鑽していく必要があると考えています。

改めましてE様、誠にありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!